こんにちは!「ヤッチャの学校」7期生の島根県出身「ぱち」(水谷文 みずたにふみ)と、栃木県出身「ふ→やん」(矢野楓夏 やのふうか)です。私達はパートナー活動で、日南市・吉野方で農業を営むたむけんさん(田村健登さん)にお世話になっています。この記事では、たむけんさんとそのご家族と接する中で感じた「魅力」や「愛」を熱弁したいと思います。たむけんさんの魅力は、飫肥にあるお弁当屋さん「飫肥本町」で配布するチラシにまとめました。飫肥本町のお弁当はたむけんさんのお米が使われています。チラシを手にとっていただけると嬉しいです。私達は田村家の皆さんが大好きです。この記事では、具体的にどんなところが好きなのか、チラシでは書ききれなかった細かいところまでお伝えします!向上心と挑戦心!!!活動の中で、たむけんさんのお父さんに話を聞く機会がありました。農業を40年間続けていると聞いて「今まで農業を辞めたいと思った事はないのか」と質問させて頂きました。するとお父さんは、こう仰っておられました。「農業をやめたいと思った事は今まで一度もない。40年間農業を続けているとはいえ、まだ40回しかお米を作っていない」「1年が終わったら気持ちをリセットして、その年の反省を次の年の農業に活かすための努力をする。毎年1年生の気持ちかな」私達はそれを聞いた時に、向上心が本当に凄いなと感じると共に、どこまでも変化し続けようとする強い意志に圧倒されました。また、お父さんが農業で1番大切にしていることは「挑戦する事」だそうです。どんどん物価が上昇して費用が増え、収入を圧縮しています。一方、収入よりも大切にされたい志を持って、それを実現させるために挑戦し続ける姿にも圧倒されました。たむけんさんは、このようなお父さんの姿をしっかりと引き継いでおられて、私たちから見てもお父さんをとてもリスペクトしている気持ちが伝わってきます。まるで実家のような温かさこれはパートナー活動初日から感じていた事で、田村家の皆さんは本当に優しくて、居心地が良すぎました。「パートナー活動で田村農園を選んで良かった。」と何回思った事か…。たむけんさんの優しさ、お父さんのたくましさ、お母さんの明るさ、兄弟の方々の支え。どんな自分たちでも受け入れてもらえる、向き合ってもらえるという安心感がありました。農業について何も知らない私たちに、田村家の皆さんは農業の魅力や作業の仕方を分かりやすく丁寧に教えて下さいました。私たちを受け入れることによって作業の効率は圧倒的に下がるはずです。それでも嫌な顔一つせず、私達と向き合ってくれた事が本当に嬉しかったです。私達も田村家の皆さんに喜んでもらえるよう、全力でお手伝いを頑張りたいと常に思っていました。また、作業の合間の休憩やお昼ご飯中の雑談が本当に楽しくて、それがパートナー活動の中の1つの楽しみになっていました。地域の人々との繋がりを大切にしているある日、ピーマン用のビニールハウスのビニール張りのお手伝いをさせていただきました。田村農園には全長60メートルほどのハウスが13棟あります。それを全て張りあげるのは少人数ではとても大変なので、15名ほどの地域の農家さんと一緒に作業をします。「みんなで協力して作り上げていくんだ!」という一体感がすごく伝わってきました。農業と聞くと、個人のこだわりやプライドが強く、自分たちだけで完結する閉鎖的なイメージがありました。田村農園や吉野方地域の農家の方々は全くそんな事がなく、地域で協力して農業を行い、繋がりを大切にしていました。自分たちの手伝いをしてもらい、自分たちも他の農家さんの手伝いにも行く。そうすることによって深い信頼関係が築かれていき、どんどん新しいことにも挑戦していく事ができるのだなと思いました。たむけんさん、好きだーーーーーーーーーーーーーー!!最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。田村家の魅力について私達の主観で長々と語ってしまいましたが、これだけは言わせてください。田村家は最高の家族です。田村家の笑顔の絶えない明るくてアットホームな雰囲気に皆さんも会えば虜になってしまうこと間違いなしです。たむけんさんには「日南の人に日南で採れた食べ物を届けたい」という強い思いがあります。この記事を読み、少しでも田村農園の魅力について知ってもらって田村農園のお米、ピーマンを食べるきっかけとなったら私達は本当に嬉しいです。ありがとうございました。