ヤッチャ編集部のゆーへいです。先日公開した記事は読んでいただけましたでしょうか?合同会社ヤッチャの経営理念である、「本気で遊べば、もっと楽しい」を体現します。そのために、検証系の企画や日南で遊んでみたレポートなど、月に1本ずつ楽しいことを記事にして発信することにしました!今回の記事はその記念すべき1本目です。日南市民なら聞いたことがある「あのコト」を全力で体験してきました。JR日南線の揺れが、とにかくスゴイらしい。みなさん、これ知ってますか。日南線を利用したことがある方は「あー、あれね。」と頷いていらっしゃることでしょう。知らない方にはぜひ伝えたい。JR九州の日南線は、めっちゃ揺れます。もう揺れというか、、、、跳ねます。体が。一度体験すれば、お尻に伝わる衝撃を忘れることはないでしょう。僕自身も初めて乗った時の驚きを覚えています。決してマイナスな意味でお伝えしているのではありません。僕はアトラクションとして楽しんでいますし、「列車そのものが観光施設といっても過言ではない」と認識している日南市民の方もいらっしゃるのではないでしょうか。笑列車の揺れを全力で体験する今回はそんな日南線の揺れを全力で体験するとともに、揺れ具合を体験してみようと思います。しかし、乗って「おー、スゴイ揺れるね」で終わっては面白くない。そんな時にふと、思いついたのです。「どの区間が一番揺れるのだろうか。」「そして、どれくらい揺れるのだろうか。」ということで今回は、日南線の揺れを本気で数値化してきました。どこが揺れのるかあらかじめ分かっていたら、揺れをもっと楽しむことができるに違いない。測定エリアと測定方法調査の舞台となるJR日南線。宮崎市の南宮崎駅から鹿児島県志布志市の志布志駅まで、全28駅からなる鉄道路線です。今回はその中でも、日南市民の方がよく利用されるであろう、南郷駅から南宮崎駅までの19駅を対象に調査してきました。測定方法は、動画での撮影とスマートフォンアプリによる振動値測定。(何やら理系の実験みたいになってきましたね笑)振動値は重力加速度Gを用いて表されるのですが、揺れの目安となる数字と思っていただけたらOKです。通常時の値は「1」。揺れによってふわっと浮き上がったり、どすんと下に落ちたりすると数字が上下します。※撮影等は他のお客様の迷惑にならぬよう、利用者が少ない時間に実施してます。測定エリアと測定方法が決まったところで、スタート地点である南郷駅へ!レッツゴー!!測定開始!まずは列車出発後。落ち着いている区間の様子をご覧ください。今回の調査基準となる振動です。あれ。頭のラインを見ていただけたらわかるかと思うのですがすでに結構揺れてる…?この段階で既に振動測定用のスマホが椅子から2回も落下。テープで押さえつけました。笑この時の数値は0.9〜1.2G程度です。基準の1.0との差は0.2程度。あとで比較するので、数字だけ覚えててください。ある程度の揺れは感じるものの、このくらいの値であれば許容範囲です。その後も度々揺れるものの、声を大にして「揺れすぎ!」と言えるような振動は来ません。まだまだ僕のお尻もへっちゃらです。そんな余裕をかましているタイミングで、今回最大の揺れは唐突に訪れました。最大の揺れ、いや、跳ねを計測突如、僕のお尻を襲った、下から突き上げるような衝撃。これは間違いなく最大の揺れ、いや、跳ねが来るだろうと瞬時に察しました。その瞬間がこちらです。これは揺れではない。完全に跳ねてますね。撮影中の私も、思わず座席に貼り付けた振動計を覗いている。想像以上の揺れでした。改めて見るとまるで乗馬シーンかのようです。試しに、馬のイラストを重ねてみました!完全に乗馬ですね。これは新発見です。列車に乗るだけで乗馬気分が味わえる、なんとも楽しい車両ではないですか!ちなみに隣の席に乗車されていたお客さんは「ボブスレーかよ」と漏らしていました。笑気になる揺れの数値ですが、この時の振動計が指していた数字は2.0G。出発直後の基準となるシーンの揺れは1.2程度。平時との差は0.2でしたが、この時は1.0も離れていて、なんと5倍もの揺れを計測しました!気になる揺れの発生場所。それは内之田駅と北郷駅の間です!日南線を利用される際、内之田駅・北郷駅間は特に気合を入れて臨んでくださいね。ちなみにここまで大きな揺れを計測した場所はありませんが、十分すぎるほど上下に揺れるポイントは多数存在します!電車で本を読んだりする方もいると思いますが、列車が揺れポイントに達した時に読書をしていると、こうなります。揺れによって目線がブレブレに。笑みなさんも日南線で本を読むときは注意してください。今回は南郷駅から南宮崎駅を往復。往路は2両編成、復路は1両編成でした。2両編成の方が1両編成よりも縦方向の大きな揺れを感じた様に思います。逆に、横方向の揺れは1両編成の方が強かったような。揺れをより強く感じたい方は、車輪の上あたりの座席に座ることをオススメします!振動が直にきますよ。笑さあ、ぜひ日南線に乗ってみてください!今回の結果から分かったことは以下の通りです。①日南線の列車の揺れは乗馬に匹敵する②一番揺れるのは内之田駅から北郷駅間もはやアトラクションといっても過言ではありません!百聞は一見に如かず。ぜひ日南線を利用して、この揺れを実際に体験してみてください!以上、「列車の揺れを全力で体験してきた」でした!※今回の結果はあくまで独自の方法により計測したものです。座る位置等によっても変化する可能性がありますのでご了承ください。企画やメンバーを募集しています!ヤッチャ!に「こんな企画をやって欲しい」というアイデアやご意見。記事や企画のために何かしらを提供してくれる人・組織。何より一緒に記事を書いたり企画に参加してくれるメンバーなどなど、いつでもウェルカムです!下記のメールアドレスから連絡いただくか、ヤッチャ!の各SNSにご連絡くださいませ。MAIL:nichinan.yaccha@gmail.com