こんにちは、ヤッチャ!編集部の中井です。日南・串間の企業を紹介する連載企画「お仕事調査隊」の第三弾。今回は総合部品の世界的トップメーカー「NOK株式会社」の生産拠点として、工業用ゴム製品を製造・販売している企業である「日南NOK株式会社」(以下、日南NOK)にお話を伺いました!インタビューに応じてくださったのは管理部副部長兼、業務課長の山下雅弘さんです。ご対応ありがとうございました。日南NOKはどんな会社?日南NOKは1979年に設立された会社です。当時は宮崎モールディング株式会社という社名でした。2011年に日南シール工業株式会社に社名変更した後、2018年から現在の社名になりました。日南NOKではOリング(オーリング)と呼ばれる部品の製造が行われています。OリングとはOリングはゴム製の環状パッキンで、一般的に溝に装着し、適度に圧縮させ油・水・空気・ガスなど多種多様なもののシール(封じ込める)部品として使用します。 Oリングはシール性・組込性・コストなどの点から、最も汎用性のあるシールとして、 主力である自動車他、ガス・水道・建農機・電機等々の、あらゆる業界分野に幅広く 使用されています(日南NOKさんのwebページより引用)山下さん:身の回りではシャワーヘッドの中や水道のパッキンとして使われています。日南NOKで製造するOリングの約8割は、自動車の部品として使われています。親会社であるNOK株式会社を通じて、TOYOTAやDENSOなど大手自動車メーカーの手に渡ります。日南NOKでは、数ミリサイズの小さいものから数十センチの大きなものまで、約3千種類のOリングを取り扱っています。1年間で製造するOリングの数はなんと7億5千個にも達するそうです。日常生活で見かけることは難しいOリングですが、実は生活の基盤を支える大切な部品。それを製造しているのが日南NOKなのです。日南NOKではどんな人が働いているの?日南NOKでは約210名の従業員が働いています。日南市に住んでいる方がほとんど。平均年齢も31.8歳と、比較的若いですね。地元の高校生も毎年5名程度ずつ採用しており、若い社員さんも活躍しています。製造ライン毎に一人で黙々と作業を行うことが多いので、周りに気を使わず集中して作業ができる環境とのこと。 山下さん:作業中はそれぞれが集中して業務に取り組んでいますが、休憩時間はみんなで楽しく過ごしています。オンとオフを切り替えて仕事に取り組んでいますね!品質へのこだわり日南NOKはNOKグループ全社の中でも特に高品質の製品を納品している会社です。2018年にはその品質管理の取り組みが評価され、表彰を受けました。山下さん:使っている機械は優れたものであることはもちろんですが、それに以上に働く社員のみんなが高い意識を持って製造にあたっています。また、日南NOKは自動車メーカーに製品を納品している会社です。従業員が交通事故などの車に関する事故を起こしてしまうと、会社の評価に大きな影響があります。その点で、日南NOKは宮崎県警察本部より、「優秀安全運転事業所」として賞を受賞されています。皆さんが交通安全に努めている会社なのですね。社内イベントも充実!日南NOKさんでは以下のような数々の社内イベントを定期的に実施されています。コロナ禍により2020年は実施できなかっそうですが、今年は可能な範囲で再開したいとのことでした。 新入社歓迎会 北郷周辺(所在地)のゴミ拾いをした後、BBQを開催 夏祭り 花火をあげるほど大きなイベント。近くの老人ホームの方々も毎年楽しみにされているそう! 社員旅行(東京、大阪、沖縄など) ホテルシーズンにてクリスマス&忘年会採用に関して日南NOKの採用情報に関しては、こちらからご確認いただけます!今回インタビューに対応してくださった山下さんをはじめ、受付のスタッフさんも人当たりがよく、とても優しくお迎えしてくださいました。日南NOK株式会社の皆さま、ありがとうございました! 日南NOK株式会社 住所:宮崎県日南市北郷町郷之原乙3671-1TEL:0987-55-3444会社HPはコチラから